サックス修理とレッスン
2009年 10月 06日
修理に出していたサックスが戻ってきた。
35年以上前に購入したセルマーMarkVI。フランス製の方だ。当時恵比寿にあるヤマハ音楽教室で山口真文さんにテナーサックスを習っていた。
http://www.mabumi.com/index.html
彼に石森楽器店で楽器を選んでもらった。セルマーといえばアメリカで組み立てられたアメセルがいいと言われている。だが、僕のセルマーは山口さんの選び方が良かったのか音の抜けが良くて「絶対に手放すな」とよくプロの演奏者に言われている。楽器は手作りではあるが、フックやねじなど微妙なところに安い材料を使ってあって、それを取り替えるとまた音が良くなっていく。(下記写真は石森楽器店の修理部門)
僕は思うことがあって大学の3年生の時にジャズを辞める。その後48歳の時にジャズボーカルを始め、しばらくしてサックスも吹きたくなって、28年ぶりに楽器ケースを開ける。そのあと石森に持って行って調整をお願いしたら、「自分でビンテージ楽器にしましたね」といわれた。しばらく吹いていて、そのあと澤田靖司師匠と仲のいい、杉原淳さんに少し習った。昔大橋巨泉氏が司会をしている11PMというテレビ番組があって、その最後にサラブレッズというバンドが出てきてかっこよくテナーを吹いているのが杉原さんである。スウィング感があり歌心があるとてもいい音楽家で、ちょっと前に行った最初のライブでは伴奏をしてもらったりした。下記の写真は僕のライブの時に演奏をしている杉原淳氏。横でバリトンサックスを吹いているのは澤田靖司師匠。
杉原さんから「うまくなくてもうまく聞こえるように吹くにはこうする」といった感じで技をならい、2〜3曲であれば「非常にうまく」ふける。音もいい。だが、その先、どうにもうまくいかない。
そのうち欲が出てきて、山中良之さんに習うことにした。下記は先日KOKOでのジャムセッションの時の写真。
http://www2.odn.ne.jp/adlphe/
「吹いてごらん」というので曲をふいたところ「何処にも行かない感じはよく分かる」ということで始めからすべて習い始めた。1年もすれば大丈夫といわれたが、忙しくてなかなか課題が進まず、いまようやく最後のエクササイズ終了寸前まできている。がまたここにきて忙しくてちょっと止まっている。
ならったことは2つ。のどの奥を開けて息を吹き込むタンギングと裏打ち。ただひたすらこれを行う。レッスンは進んでいくが、課題をどうにかこなそうと吹くのがいけないという。ただ吹く。いつか出来るようになる。いつかうまくなる、という感じだ。まだ途中。道は遠い。
先日もライブで歌って吹いたが、それは「うまくなくてもうまく聞こえる」テクニックでしのいだ。だが裏のリズムを感じながらのどの奥をあけてタンギングをしながら吹きまくるにはまだ遠い。年内にはクリアしたいものだ。こうして写真で見ると姿勢も首の位置も師匠たちに比べて相当劣るな。
いまやっている課題が終わると、自分が好きな10曲を選んで、メロディー、ベース音、ハーモニーとすすめながら、アドリブへと向かっていく。その楽譜も作り始めた。
きちっとした楽譜をかくことも教えてもらい、なかなか上手になった。演奏が自在になるにはあとどのくらいかかるのだろうか。
35年以上前に購入したセルマーMarkVI。フランス製の方だ。当時恵比寿にあるヤマハ音楽教室で山口真文さんにテナーサックスを習っていた。
http://www.mabumi.com/index.html
彼に石森楽器店で楽器を選んでもらった。セルマーといえばアメリカで組み立てられたアメセルがいいと言われている。だが、僕のセルマーは山口さんの選び方が良かったのか音の抜けが良くて「絶対に手放すな」とよくプロの演奏者に言われている。楽器は手作りではあるが、フックやねじなど微妙なところに安い材料を使ってあって、それを取り替えるとまた音が良くなっていく。(下記写真は石森楽器店の修理部門)
僕は思うことがあって大学の3年生の時にジャズを辞める。その後48歳の時にジャズボーカルを始め、しばらくしてサックスも吹きたくなって、28年ぶりに楽器ケースを開ける。そのあと石森に持って行って調整をお願いしたら、「自分でビンテージ楽器にしましたね」といわれた。しばらく吹いていて、そのあと澤田靖司師匠と仲のいい、杉原淳さんに少し習った。昔大橋巨泉氏が司会をしている11PMというテレビ番組があって、その最後にサラブレッズというバンドが出てきてかっこよくテナーを吹いているのが杉原さんである。スウィング感があり歌心があるとてもいい音楽家で、ちょっと前に行った最初のライブでは伴奏をしてもらったりした。下記の写真は僕のライブの時に演奏をしている杉原淳氏。横でバリトンサックスを吹いているのは澤田靖司師匠。
杉原さんから「うまくなくてもうまく聞こえるように吹くにはこうする」といった感じで技をならい、2〜3曲であれば「非常にうまく」ふける。音もいい。だが、その先、どうにもうまくいかない。
そのうち欲が出てきて、山中良之さんに習うことにした。下記は先日KOKOでのジャムセッションの時の写真。
http://www2.odn.ne.jp/adlphe/
「吹いてごらん」というので曲をふいたところ「何処にも行かない感じはよく分かる」ということで始めからすべて習い始めた。1年もすれば大丈夫といわれたが、忙しくてなかなか課題が進まず、いまようやく最後のエクササイズ終了寸前まできている。がまたここにきて忙しくてちょっと止まっている。
ならったことは2つ。のどの奥を開けて息を吹き込むタンギングと裏打ち。ただひたすらこれを行う。レッスンは進んでいくが、課題をどうにかこなそうと吹くのがいけないという。ただ吹く。いつか出来るようになる。いつかうまくなる、という感じだ。まだ途中。道は遠い。
先日もライブで歌って吹いたが、それは「うまくなくてもうまく聞こえる」テクニックでしのいだ。だが裏のリズムを感じながらのどの奥をあけてタンギングをしながら吹きまくるにはまだ遠い。年内にはクリアしたいものだ。こうして写真で見ると姿勢も首の位置も師匠たちに比べて相当劣るな。
いまやっている課題が終わると、自分が好きな10曲を選んで、メロディー、ベース音、ハーモニーとすすめながら、アドリブへと向かっていく。その楽譜も作り始めた。
きちっとした楽譜をかくことも教えてもらい、なかなか上手になった。演奏が自在になるにはあとどのくらいかかるのだろうか。
by naohito-okude
| 2009-10-06 00:43
| Jazz練習