奥出直人のJazz的生活


by naohito-okude

ジャズ練習再開(5)6月5日より6月10日

さて、ここ一ヶ月のレッスンメモの第2弾です。
ここからAebersold vol1、ようやく入門のレッスンにたどり着いたわけです。

6月5日(火曜日)

ロングトーンおよび16分音符スケール
All Key 120 tempo
15分

Aebersold Vol 1
Track 2.3.6、9
スケールとexamples のアナリゼとソルフェージュ
30分

今日からAebersold Vol 1 を練習する。

彼の方法は耳で学ぶやりかたと譜面を見る方法の併用にある。このやり方でジャズを「教えることができる」としたわけである。

パターン学習とは違うと始まりのところで強調しているが、それは彼の方法がうっかりすると創造性のない丸暗記のジャズ風演奏になってしまう危険性をおびているからだろう。

あと知識と実践を明確に分けている。実際にできるようになるまでは時間がかかるから忍耐が必要だ、というわけである。

一連の練習本のミッションは誰でも即興演奏ができるようにする、である。そのための方法はスケールを覚え、コードを覚えパターンを暗記することである。なんだ、やっぱり機械的な暗記ではないか、と思うだろう。そうではない、というのが彼の主張だ。こうしたことを楽譜を中心に勉強しながら、最初からアドリブに挑戦するようにとも説明する。

Vol 24の練習をしていて、確かにスケールと3度の音程とう小学生の低学年で学ぶようなことが実に存在感を感じるなと実感したので、今回も彼の指示に従ってみよう。

第一ステップ

トラック2の演奏に合わせてスケールの練習。コード進行は
Fm、E♭m、Dmをそれぞれ8小節。全部で20のエクササイズが楽譜で書かれている。後半の19と20以外はいきなりできる感じだ。だが下りのスケールはちょっとソルフェージュでつまずく感じ。

ついでにトラック3これは7thがついて、Fm7,E♭m7, Dm7で各4小節。トラック6は4小節のCadences、つまり終止形。俗に言うⅡ/Ⅴ/Iだな。
Fm7B♭7E♭E♭
GmC7FF
AmD7GG
B♭mE♭7A♭A♭
CmF7B♭B♭
DmG7CC

トラック7はドミナント7のコードが4度ずつあがっていく。これも俗にいうCircle of Fourthsである。コードの流れは
C7F7B♭7E♭7A♭7D♭7G♭7B7E7A7D7G7C

サックスで上記を練習する時間がないので譜面と伴奏をつかってアナリゼとソルフェージュで電車移動中に覚えてしまうことにする。

今日は楽器練習は15分。

6月9日(土曜日)

Aebersold Vol 1 How To Play Jazz and Improvise Revised Sixth Editionを行う。

録音トラック2にあわせた20のエクササイズ。
何回か聴いた後譜面をみて音の感じをつかみ、録音を聴きながら口で階名でエクササイズを何回も練習する。わからなくなるところ、くちがまわらなくなるところなどを調整。何日か練習した後、譜面を参考にアナリゼをしてソルフェージュで暗記した。

ソルフェージュ

Gm/Fm/Em/Gm 8Bars or 4Bars Phrases Play 4 times

1:
ラシドレミファソラ

2:
ラシドレミファソラソファミレドシラ

3:(重要)
ラシドレミファソラソファミレドシラ

4:
ラシドレミレドシラシドレミ

---------------------------------------

5:
ラシドレミレドシラシドレミレドシラシドレミレドシラ

6:
ラドシレドミレファミソファラソシラ

7:(重要)
ラドシレドミレファミソファラソシラ・ラファソミファレミドレシドラシソラ

8:
ラドミミドラ・ラドミドラドミドラ

ーーーーーーーー

9:
ラドミソミドラ・ラドミソミドラドミソミドラ

10:
ラドミソミドラ

11:(重要)
ラドミソシソミドラドミソシ・ラドミソシソミドラドミソシ

12:(重要)
ラシドレミレドシラシドレミレドシラシドレミレドシラ

ーーーーーーーーーーーーー

13:(重要)
ラシドレミファソラシラソファミレドシラシドレミファソラシ

14:
ラドミドラドミドラドミドラ

15:
ラドミドミドラドミードラ・ラドミドミドラドミー

16:
ラドミソーミドラードミソー・ラドミソミドラー

ーーーーーーーーーーーーーーーー

17:
ラドミソーソミドラー・ラドミソッソーソミドラー

18:
ラッドミソシー・シーソミドラ

19:(重要)
ラシドレミファソラシーソミドラ

20:(重要)
ラドミソーシーラソファミレドシ・ラドミソーシー

準備をしてトラック14から18に吹き込まれているピアノによるエクササイズの演奏に合わせて何回かソルフェージュをする。
1時間30分
まあだいたいマイナースケールが体に中に入った感じ。

次は伴奏だけで練習。キーはGm/Fm/Em/Gmと移動していく。8小節で移動するのがトラック2で4小節で移動するのがトラック3。

トラック2で練習曲いから8までをソルフェージュ。課題7が圧倒的に難しい。
ラドシレドミレファミソファラソシラ・ラファソミファレミドレシドラシソラ

3度で上がっていくドリアンマイナーのスケールだが、さがるところをソルフェージュするのが難しい。

ここまで30分。

6月10日(日曜日) ソルフェージュ編

今日は早くからサックスの練習をとおもったが、さすがに近所迷惑だと思い、徹底的にアナリゼとソルフェージュをおこなった。
合計1時間40分!!!下記その詳細。

Aebersold Vol1

20 Exercises

アナリゼ
Exercises 1-5

短調のスケール
ラシドレミファソラ
譜面を見ると長調か固定ドで読んでしまう。
短調の階名をしっかりと身につけるのも結構大変だな。
アマチュアのサックス奏者は移動ドで曲やフレーズを覚えると同時に、固定ドで楽器のフィンガリングを覚えてしまう。譜面の楽譜が楽器の指のどこに対応するかが全部違うので楽譜をみて演奏する限り固定ドが便利。これがアドリブの世界に飛び立つ邪魔をする。だが一方で耳で覚えてしまうと、どうしても知っていることの繰り返しになってしまう。このあたりを抜けるために今回はアナリゼとソルフェージュに挑戦しているが、結構難しい。メロディーとかスケールは体で覚えてしまっているのだが、それを階名で覚えるのが大変。メロディーと歌手の場合は歌詞が先行する。これをあえて楽譜として意識しつつ、移動ドで覚えていく。

Exercises 6-7

3度で短調スケールを上がって降りる練習。長調では覚えているが、短調、つまりラから始めるとふとわからなくなる瞬間がある。
4分音符だと問題ないが8分音符だと難しくなり、16分だと出来ない、という感じをどうにか克服したいものだ。

Exercises 8-11

ラドミソシと3度で上がっていく。トライアド。Triadといって三度音程の積み重ね。4番目の音、7度も加える。ラドミソになる。次に9度を加えてラドミソシにする。

Exercises 12-20

8分音符で演奏する。
スケール、3度音程で3和音、7度を加えて4和音、9度を加えてラドミソシで上がり、シソミドラと下がる。

7度と9度を3度音程の和音に加えることですこしジャズっぽい響きになっていく。

しかし楽典として長調、3度音程和音、短調、3度音程和音7度、9度追加しかまだ勉強していない。小学校のレベルだね。しかし、この段階でも、音を体に身につけてそれを楽器のフィンガリングとカップリングして、それとは独立して階名を覚えていく、ってのはなかなか新鮮だ。楽譜をみて楽器で音を探るという作業とはだいぶ違う。Aebersoldが1960年代のこの教則本を出した意味がわかるね。ジャズクラブがなくなり、ジャムセッションの機会も減り、それまで現場で口伝だったものを継承可能にするための挑戦だったわけだ。クラッシックではブルジョワ社会の登場以来音楽教育に関しては200年以上の歴史があることだけど。

アナリゼとソルフェージュを60分。

3度音程でスケールをダウンしていくラファソミファレミドレシドラシソラが体に染みつかないな。ここは練習を繰り返すのみだね。あとは大丈夫だ。

さて、ここまでアナリゼを行って、実際のPlay-A-Longにあわせてソルフェージュをすることにする。
20分 トラック2、3 20分 トラック2,3,4,5 以上で終了。

6月10日(日曜日) 楽器練習編

テナー練習終了。33分で頭真っ白。やはり練習不足。
指ならしとリードをしめらせるために、ドレミファソファミレドをテンポ120で8分音符でAll Keys。そのあとAebersold vol 1のPlay-Along のトラック2にあわせて。コード進行はまだなくて、ドリアンマイナーでGm・Fm・Em・Gmと八小節で続く。短調スケールでラシドレミファソラ、ラシドレミファソラソファミレド、ラシドレミレドシラシドレミと吹く。運指は問題ないが、リードをRico3に変えているので、今度はアンブシュアが追いつかない。午後に時間があればもう少し練習しよう。

テナー練習今日二回目。20分でまた頭のなか真っ白。Aebersold vol 1のPlay-Along のトラック2にあわせて。まあ毎日するエクササイズをようやく作ったので、あしたもまた地道に。
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by naohito-okude | 2012-06-25 05:31 | Jazz練習