奥出直人のJazz的生活


by naohito-okude

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11月の練習の総括と第5ステップの練習メニューについて

11月はネパール出張とそのあとのひどい咳風邪でほとんど練習が出来なかった。
10月の半ばからこの状態が続いているが、そのかわりかなり座学をした。おかげでJazz理論の勉強の方法が大分わかってきた。まあ理論と言っても西洋のクラッシックの楽理をJazzの学習に適応して50年くらいだと思うが、いろいろな人が試行錯誤をしてきている。有名なバークレーメソッドもいいが、平凡な楽理でいけるところまで行ってみる、というのも面白く感じている。

Aebersoldの方法はスケールからハーモニーへと小学校から中学校の音楽の授業のように進んでいく。若い頃はここがめんどくさくて飛ばしてしまうのだが、この積み重ねが非常に大事だと痛感した。

クラシックの教え方と違うところは移動ドであるということだ。移動ドだと基本的にいまの楽譜の書き方だと非常に不便である。だが他に方法があるわけではないので工夫が必要になる。移動ドでどんな調でもいまの楽譜をみてソルフェージュをする、という方法もあるが、無駄が多い気がする。暫定的に採用しているのがソルフェージュで階名をカタカナで書いておく方法だ。かっこわるいが、こうして階名をしっかりと意識して奥のが一つの方法。もう一つはC調の楽譜をみて、そのままどんどん転調していく。これもありだ。実際のところ、頭の中で階名を意識してメロディを考えてそれを楽器に移すというのが目的なので、僕は最初はカタカナで階名にしてメロディあるいはスケールを覚えて、そのあとはC調の譜面をみて転調していくという方法をとっている。

調性もやっかいで、クロマチックに上がったり降りたりすると、しっかりと調性が身に付いていないのでわからなくなってしまう。そこでCircle of 5thつまり五度ずつ上げて最終的に12調を演奏する練習方法を導入した。これでずいぶんと楽になった。調性が身に付いたらもう一度クロマチックで上がったり下がったりする方法に戻したい。

演奏の方は4分音符、8分音符、三連符までは普通に運指出来るようになった。16分音符はまだだな。

そしてコード進行の勉強にとりかかった。ポップスとジャズに不可欠のⅡーⅤをやっているわけだが、ここまで積み重ねると、譜面で見る限り非常に簡単だが、コード進行を6つ、パターンを72。これを12調ですべてふきわけるまでには大分運指の練習が必要になる。

そしてピアノのボイシングの練習の必要性がでてきた。

11月の練習の総括はこんな感じだ。

11月27日
サックス練習 第5ステップ練習再開にむけて
11月25日日曜日、一ヶ月ぶりくらいにサックス練習再開。
風邪をこじらせてどうも気管が本調子ではなくて早々退散した。

1:スケール・ロングトーン
久しぶりなのでメージャースケールで12調をさらう。
あたまが真っ白に。一回りして休憩。
筋肉は衰えるね。

今回からCircle of 5thを導入。
半音ずつ音をあげてスケールの練習をするが、調性が身に付いていないため、途中でわからなくなる。そこでCircle of 5thに従ってスケールの練習をすることにした。

2: ブルースB♭ 
前半4コーラスは大体覚えている感じ。後半4コーラスは楽譜が必要。まあここは繰り返していけばいいな。

3: Autumn leaves 
CからCircle of 5th でF#mまで
調整の変化がはっきりしているので何調で吹いているのかわからなくなることはなくなった。

ここまでやって息が切れた。

11月27日
サックス練習再開 11月26日。楽器の演奏がまだままならず、座学に切り替えた。

4:Patterns and Licks
Volume 3 The II - V₇ - I Progressionを練習する。

義務教育の中学校の音楽のレベルにようやく入ってきている気がするね。メロディとスケールは小学校の音楽の授業のレベルだ。第4ステップまではそんな感じである。ここにきてようやく和声が出てきた。

さてVolume3での課題はハーモニーの理解である。ハーモニーは訳せば和声であり、曲は和音が連続している。和声の基本はトニックつまりドミソである。トニックから始まりトニックまで戻る。この動きをカデンツと呼ぶ。ポピュラー音楽とジャズにおいてはよく使われるカデンツは
ⅡーⅤ₇ーⅠ
Ⅴ₇ーⅠ
ⅡーⅤ₇

の3つである。
ようするにⅡーVとミュージシャンが呼ぶコード進行だ。これを12の調すべてで自在に操れるまで練習することがVolume3 の課題である。

スケールとコードの両方を意識していま自分の出している音を確認するあるいはできることが大切だという。コード進行を理解しないでメロディを勝手に演奏してはいけないのだ。これはむつかしいが、くらっしくのプロのピアニストに効いても、和声進行を理解していないフルート奏者だと伴奏が非常にむつかしいという。音楽はメロディだけでは成り立っていないのだ。

またVolume3では簡単なピアノボイシングの練習も行う。

練習は
1)コード進行
1: ⅡーⅤ₇ーⅠ をすべての調で。
サックスなど単音の楽器でハーモニーを意識することは非常にむつかしいが大切だと言われる。ようするにスケールを和声として意識して吹くのだ。

Ⅱm/Ⅴ₇/Ⅰ

レミファソラシドレ・ソラシドレミファソ・ドレミファソラシド

2:Ⅴ₇+⁹ーⅠ Dim. Whole Tone resolving to Tonic

Ⅴ₇+⁹/Ⅰ/Ⅴ₇+⁹/Ⅰm
(G₇+9)ソラ♭ラ♯シド♯レ♯ファソ・(Cm) ソレミ♭ファソラシ♭ド

3:Half Deminish/Ⅴ₇+⁹/Ⅰ

Ⅱhalf-diminish/Ⅴ₇+⁹/Ⅰm

レミ♭ファソラ♭シ♭ドレ/ソラ♭シ♭シレ♭ミ♭ファソ/ドレミ♭ファソラシ♭ド

ジャズはこの二つにくわえてブルースとビバップのカデンツが加わる。
4:マイナーブルース

5:ビバップ

6:ブルース+ブリッジ

以上のコード進行をVolume 3では覚える。それほど難しくないが12調でいけるまでの練習は結構てこずれいそうだ。

2)パターン
これは奥出直人のジャズ的生活にまとめてあるが、72のパターンをひたすら練習する。

大体第5ステップの目標は見えてきた。「ちょうちょ、ちょうちょ」のメロディを歌う小学生レベルから「ジャン、ジャン、ジャン 礼」のカデンツを和音で弾く中学生レベルが今回の目標だ。粛々とやっていきたい。

サックス練習再開 11月27日 

今日も座学。

第5ステップの練習課題

1:スケール・ロングトーン
Circle of 5thで。
スケールは下記の5つのグループにわけて、全部で35種類
1) Major Scale Choice
2) Dominant 7th Scale Choice
3) Minor Scale Choice
4) Half Diminished Scale Choice
5) Diminished Scale Choice

2: ブルースB♭ 

3: Autumn leaves 

4: Patterns and Licks
練習は
1)コード進行 6種類
2)パターン 72種類
3)ピアノボイシング

以上をふまえた練習用の楽譜やソルフェージュをそろえて金曜日から練習を再開したいと思う。大分咳もとまってきたし。

11月29日 ジャズ練習

パターン 72 C 聞いて空で繰り返す このレベルだとすぐ出来て問題ない。
これをサックスで12調で行うことが大事。

というわけで、11月は終了。12月はしっかりと楽器の練習を行いたい。
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by naohito-okude | 2012-12-01 20:58 | Jazz練習